私達の姿勢

 子ども第一?
 それはもちろんなのですが、私たちは親のための支援を副次的なものとは考えていません。

 子どもの幸福を祈る親の、子どもとの交流の権利を守ることは、そんな親に育てられたい子どもの権利を守ることになるからです。

 万が一、親に親としてふさわしくない資質があったとしても,それを子が自ら知り、判断する権利も保障するべきです。生命の危険の生じる場合を除いては。

 子どもとの交流の仕方・させ方に不安な親御さんには私達がお手伝いします。むしろ、このことを知ることで、その他の一般家庭よりも良い家族関係を築けることもあるのです。

 そして、そんな親両親との交流の機械を保障してくれた同居親に子は感謝し,同居親と子との絆も強く育まれることになります。

 適切な交流の機会を保証することは、親にとっても子どもにとっても最善の利益であることに間違いありません。

 親のない子どもにとっては里親制度だってあるくらいです。

 人間にとっての良好な親子関係は、根本的だからこそ最大の利益なのです。それを得た親子は、どちらも自己肯定感を持つことでしょう

 平成24年度より、協議離婚の際の面会交流についての取り決めが義務付けられました。

 子どもの成長にとって、双方の親と交流できる機会を保障した方が良いのは確かです。しかし離婚が絡むと、そう簡単に親子の交流が実行できるものではありません。そこで、そのお手伝いをさせていただきます。

・子どもと別居親との面会交流のあり方に悩んでいる方。

・子どもとの面会交流がしにくくなった方。

 子どものために利用を検討してみて下さい。

 ご両親の別居・離婚・再婚といった、お子様が受けるあらゆる影響を、お子様自身が乗り越えるための環境づくりのお手伝いとして、別居・離婚前の支援から、その後の新しい生活まで、お子様の最善の利益を考えて支援をします。

 「親がニコニコしているのが子どもの幸せ」などという錯覚にとらわれがちですが、これでは子どもの最善の利益がおざなりです。大人の勝手な言い訳ですよね?

 子どもの目線に転じた場合、子を愛する親なら気付く別の悩みが出てくるものです。『子どもの権利』を保障せずに、親の都合で子どもの幸せを定義した時、その反動は、子ども自身だけではなく、必ず親自身にも返ってくるのです。

 私たちは各人の『基本的権利』を尊重する立場から、親子関係構築のお手伝いをさせていただきます。